最近はじめた英語学習アプリ『Let Me Speak(レット・ミー・スピーク)』は従来では考えられなかった Learn to Earn のシステムを取り入れており、非常に面白いです。
要するに学習を進めることによってお金を稼ぐことができるアプリです。「英語学習はお金を払ってするもの」という常識を覆されてしまいました。
今のところアプリに関する日本語情報がほとんどありませんので、この記事では僕がアプリを触る中で気づいたことなどについて、詳しくまとめていきます。
この記事に情報を集約して随時更新していくスタイルにしようと思いますので、LetMeSpeakで英語学習していきたい方はぜひブックマークをお願いします。
LetMeSpeakはベータ版で発展途上の段階であり、ここから多数のアップデートを控えています。アプリの内容が大きく変更される可能性もあるためご注意下さい
本記事に関するTwitterでのお問い合わせは、メインアカウントの方ではなく@crypt_amagamiまでお願いします。
目次
重要:6月のトークン価格崩壊について
(2022年9月2日 更新)
本記事は5月に投稿したものですが、6月にアプリで獲得できるトークンの価値が暴落しました。
これは、6月までLetMeSpeakの運営がトークン価格が0.02ドルを下回らないように買い支えていたものを終了したためです。
まずトークンが大暴落し、トークン価格に対してキャラの金額が高かっため、キャラを購入しても購入金額の回収すらできない…という状況でした。
現在はキャラ価格もトークン価格と釣り合うような金額に落ち着いていますが、稼ぎは6月以前の1/10ほどになっています。
キャラの金額も落ちた(現在の相場で2000円〜3万円ほどで購入可能)のでリスクは小さくなったと言えますが、稼げる…というよりはお小遣いレベルになってしまったのでその点はご了承下さい。
キャラを所有者からレンタルできるスカラーシップというシステムも開始したので、まず試してみたいという方は利用してみると良いと思います!
LetMeSpeakの概要
運営さんは「言語学習メタバース」と名乗っていますが、現時点ではソーシャル要素もなければ3Dアバター的なものも存在しないのでメタバース??ではないと思います。従来の英語学習アプリにお金を稼ぐ機能がくっついていると考えれば大丈夫です。
ゲーミフィケーションの要素もたくさん取り入れられていて、それなりに楽しく学習を進めることができます。
最初にNFTキャラを購入して、英語学習をする度にLSTARというトークンを受け取ることができ、これは最終的に日本円に換金することができます。
以前から存在しているブロックチェーンゲームの『Axie Infinity』や、歩いて稼げるアプリ『STEPN』などの「GameFi」とこのあたりは似ています。
公式Twitterのフォロワーは2022年5月時点で100万人を突破しており、世界的に注目されています。
公式による経済モデルの詳細な解説は、こちらのページにあります。
LetMeSpeakのデメリット
人によってはアプリを使うかどうかに関わる内容なので、最初にデメリットについて解説します。
NFTキャラの購入が必要
LetMeSpeakは無料でも英語学習できるアプリです。
ただしアプリで学習してお金を稼げるようにするためには、有料のNFTキャラを購入しなければいけません(無料キャラでもトークンを貰えますがほんの少しです)。
NFTキャラはユーザ間での売買となるため、価格が一定ではありません。
キャラは3万円を超えるものもありますが、最安のものだと2000円程度のキャラでも始めることができます。
どのキャラを選んでも1日30分ほど英語学習することができればおおむね3ヶ月で初期費用は回収可能です(LSTARのレートが下がった場合、回収までの期間は伸びます)
トークン/キャラ価格の変動により、現在では最高ランクのLegendaryキャラは、回収効率が非常に悪くなっています(回収まで5ヶ月ほど)
現在の回収効率は6月以前と比べて落ちているためご注意下さい(以前は2ヶ月ほどで回収可能だった)。
一応「やっぱりやめたー」と途中でNFTキャラを売ることも可能ですが、後述するVisaシステムにより使用済のキャラを売却しようとすると価値が下がってしまうため注意が必要です。また、初期費用の回収ができても永遠に稼ぎ続けることができるわけではなく、同じキャラで稼げる期間は決まっています。
またNFTキャラ購入には仮想通貨(暗号通貨)の取引所開設、ウォレット作成が必要です。
学習の報酬として受け取れるLSTARも現金化するためには取引所を経由する必要があります(ドルと等価の仮想通貨『USDC』には、LetMeSpeakのWebサイト上でも換金することができます)
仮想通貨に馴染みがない方にとってリスクが高いものになっています。ご自身で仮想通貨やブロックチェーンについて学んで頂くか、信頼できるご家族やご友人に仮想通貨の取り扱いについて相談できる状況であることが望ましいです。
NFTキャラの価格変動リスクを負うという点で投資としての側面もあるため、ご利用の際は自己責任でお願いします。
なお、8月より新システムでスカラーシップというものが登場しました。有料キャラのレンタルが可能です。
ただし、ただでさえトークン価格の暴落で小さくなった稼ぎがスカラーシップでは更に小さくなってしまいます。お試し程度に考えておくのが良いでしょう。
日本語対応していない
母国語として日本語を選ぶことが出来ません。
アプリが日本語対応していないのだから日本語情報が見当たらないはずですね(汗)
現在選べる言語の中に使えるものがある方はおめでとうございます。ぜひLetMeSpeakをエンジョイして下さい。
僕は漢字からなんとなくニュアンスを受け取ることができる中国語でプレイしています。
結局どうすればいいの?
例えば、今後の日本語対応を見越してNFTキャラだけ購入しておくことが考えられます。
日本語対応されれば、日本人がドカッとこのアプリに押し寄せてくることが考えられます。
そうなるとNFTキャラが値上がりして参入障壁が上がってしまうので、普通に学習アプリとして使いたい人はNFTキャラを今のうちに購入しておくのもいいと思います。
いつまで待っても日本語対応されない。という場合でもNFTキャラは売却できます。
ただしNFTキャラが値下がりするリスクもあるため注意は必要です。
まずは無料プレイで試して雰囲気だけ掴んでおき、利用したいか検討してみると良いかと思います。
学習モードの中には母国語がほとんど登場しないものもあるため、僕はそのあたりを中心に楽しんでいます。
二段階認証に対応していない
アカウントはメールアドレス&パスワードで作成するのですが、二段階認証に対応していません。
不正ログインされてしまうのではと不安になるポイントです…。利用する場合はなるべく強力なパスワードを設定しましょう。
LetMeSpeakの始め方
無料ではじめる
現在はiOS、Android、Webブラウザでのプレイに対応しています。
WebではPCにてマーケットプレイスにアクセスして、左上あたりの「Plan and Earn」ボタンを押して下さい。
iOSではAppStoreで「LetMeSpeak」と検索すれば出てきます。リンクはこちらです。
Androidはこちら。
アカウント登録をして利用を開始すると、無料キャラクターを作ることができます。
NFTキャラを購入してはじめる
NFTキャラはWeb上のマーケットプレイスで、他のユーザから購入します。
購入には仮想通貨USDCを使用します。仮想通貨を準備するところはLetMeSpeakに限った話ではないので、簡単な解説に留めます。
わからないところについては、他サイトなどをご活用下さい。
海外取引所を利用する
USDCは日本の取引所では購入できませんので、海外取引所を利用します。
USDCはSolanaチェーンで送信しますが、Solanaは混雑で出金停止になることがよくあります。
BinanceかByBitのいずれか一方だけ出金可能になることもあるため、両方作っておくと良いと思います。
なおBinanceのスマホアプリはほとんど何も出来ませんので、PCブラウザを利用して下さい。
Binanceは本人認証が終わるまで利用できませんが、ByBitはアカウント作成後からすぐに利用できます。
国内取引所はbitFlyerがおすすめ
海外取引所で取引するためには、まずは国内取引所へ日本円を入金し、それからビットコインやリップル(XRP)等の仮想通貨を購入して海外取引所へ送金する必要があります。
国内取引所を未開設の方は、bitFlyerがおすすめです。リップル(XRP)を取引所(bitFlyer Lighting)で購入すると他社と比べて手数料が安く、送金も高速で手数料も不要なのでおすすめです。
ウォレットの作成
Solanaチェーンのウォレットを作成して、海外取引所からUSDCを送信します。
おすすめはGoogleChromeの拡張として利用できるファントムウォレットです。
既にSolanaチェーンのウォレットをお持ちの方はシードフレーズを利用してインポート、お持ちでない方は新規作成できます。
作成できたら、LetMeSpeakのWebサイトにログインしてウォレットを連携し、USDCを入金します。
LetMeSpeakと連携することのできるウォレットは1つのみで、一度連携すると他のウォレットと再連携することができません。
STEPN用に作成したウォレットを連携してしまったのですが、LetMeSpeak用には別のウォレットを用意したいと思ったら変更するボタンが見当たりません…。
購入したNFTキャラをアカウントに移動
購入したNFTキャラはウォレットに入ります。
アプリで利用するには、Webサイト上の「My Account」から「Active characters」のところにある「+(Pick)」ボタンを押してアカウントに移動させます。
最大で4キャラクターまで同時に利用できます。

ただし、後述するVisaシステムがあるため移動させるタイミングはよく検討して下さい。
移動後にアプリをはじめることで購入したNFTキャラを利用することができます。
既に無料キャラでアプリを利用している場合は、一度ログアウトしてからログインし直すことでキャラを変更できます。
新しいキャラの利用を開始すると、アプリの「Profile」画面の右上あたりのボタンからいつでもキャラを変更できるようになります。
なお、NFTキャラをアカウントに移動させてもウォレットの中にそのまま残っています。どうやらアカウントとウォレットが1:1で連携する仕様のようです。
こういう仕様のため、アカウントに不正ログインされたとしてもウォレットに不正アクセスされなければ仮想通貨やNFTキャラを盗まれる心配はありません。
2段階認証を取り入れていないのはそのため…?だとしても2段階認証は入れて欲しいですね(汗)
この仕様により、今後もウォレットを変更することはできないかもしれません。
NFTキャラのステータス
NFTキャラには Common / Uncommon / Rare / Epic / Legendary の5段階のレアリティが存在します。
このうち、Commonは無料キャラです。
予算感に合わせてお好みのレアリティを選べば良いシステムです。
高レアリティのキャラほど初期費用回収までの期間が長くなる代わりに、学習をずっと続けた場合の最終的な利益は大きくなる傾向があります。
各キャラの違いは、こちらの表に載っています。

各ステータスについて簡単に解説していきます。こちらは僕が購入したEpicキャラのステータス画面です。

Talent & Rewards Rate
Rewards Rateはレアリティごとに固定で、そのまま稼げるLSTARの比率を表しています。
そして、同じレアリティ内でのキャラ毎の稼ぎやすさを示すものがTalentです。キャラを選ぶ際にはこちらが重要になりそうです。
実際に試したわけではないので正確かどうかはわかりませんが、こちらのInvite機能について解説されたページを読むと、Talentの効果についても書かれています。

例えばRareのキャラではTalentの範囲が30〜39あります。この数値次第で、LSTARを10%まで追加で獲得することができるようです。
30〜35は100%、36〜39は110%と書かれていましたが、その通り35→36が区切りとなっているのか、大きいほど良いのかはよくわからないので、できるだけTalentの数値が大きいものを選んでおくと良さそうです。
なおキャラの購入画面やステータス画面で、1日に獲得可能なLSTARのおおよその目安が分かります。

とはいえわかりやすい指標なので価格にもハッキリと反映されており、Talentの数値が最高値に近いものは同じレアリティの中でも高額です。
Learning Speed
こちらはレベルアップの速度(経験値の獲得量)です。
レベルアップすると「スキル」の数値が上がります。

スキルの上がり方は、プレイしている学習モードの影響を受けるようです。Grammar(文法)を中心に利用していたら、スキルのうちgrammarが高くなりました。
スキルの数値によって、獲得できるLSTARが少しだけ増えるようです。この画像のうち「for skills」で表示されいるものが、スキルによって獲得できたLSTARと思われます。

今後実装予定のPvPモードでも効果を発揮するみたいです。
Visa Length
レアリティごとに最大値が決まっていて、キャラの利用を開始してから1日ごとに1ずつ自動で減少していきます。
これが0になると、学習してもLSTARを獲得できなくなります。
Visaの数値が「このキャラからどれだけのLSTARを掘り出せるか?」を決める最も重要な指標となります。
学習をサボると損してしまうので、Visaが学習を毎日継続するように意識付けをしてくれる重要なシステムとしてワークしています。
0になってもLSTARを消費して回復させることができるようです。ただ、どれだけLSTARを消費するのか詳細な情報が見当たりませんでした。

こちらはLSTARの用途が載っている画像なのですが、このうち一番上の「Invite」はNFTキャラを入手するもので、Visaの回復はそれよりは消費数が少ないイメージとして表示されています。
実際のところどうなのか分かりませんが、LSTARをたくさん消費することは間違いないのでVisaの残日数が少ないキャラを選ぶのはやめておいた方が良いでしょう。
ちなみにその下の「Level Up Characters each 10 lvl」はLSTARを消費してレベルを10アップする機能かと思われますが、現在はそのボタンも見当たらないので未実装のようです。
(2022/5/25 追記)公式より、Visaの延長コストが発表されました。
LMS visa extension is here!
Extend your Characters visa for 30 days up to 3 times.
The renewal cost is fixed in LSTARs (please, see the table below).
When you have no visa days left, your NFT character cannot gain experience or earn tokens. However, you can use it to make invites pic.twitter.com/AzKfHT8xXJ— letmespeak.org (@Letmespeak_org) May 24, 2022
1回で30日の延長、最大3回までのようです。やはり高コストだったので、キャラを購入する際はVisaの数値に注意しましょう。
Invite Slots
空きスロットがある同じレアリティのキャラを2体用意してLSTARを消費すると、新しいNFTキャラを招待(獲得)することができます。
スロットが埋まっているほど消費するLSTARの量も多くなるので、招待を利用したい場合は全スロット空いているキャラを選ぶのが無難です。
詳細はInviteシステムの項目で解説します。
学習モード
エナジー
学習でLSTARを獲得するには「エナジー」を消費する必要があります。エナジーが0の状態でも学習はできますが、LSTARを獲得できません。

エナジーは15分ごとに1ずつ、最大100まで回復します。
100になるとエナジーが回復しなくなるので、100になる前に消費していきます。
学習する問題にもエナジーが用意されていて、こちらは最大50です。こちらも同様に0になると学習してもLSTARを獲得できません。

エナジーの消費量は問題の正答率で決まります。3段階の星で表現され、星3つならエナジーを10消費します。失敗=星0ならエナジー消費量は0で、LSTARも獲得できません。
LSTARの獲得量はエナジーの消費量とリンクしているため問題を間違えても1日あたりのLSTAR獲得量はそこまで変わりません。
英語が得意な人は1日あたりの学習時間を短縮することができますが、LSTARの獲得量はそこまで変わらないという点が平等でいいですね。
各学習モードについて
学習モードは「Story」「Words」「Grammar」の3つ用意されています。
Story
ストーリーモードです。アメリカに語学留学をしにきたという設定で、舞台はニューヨークから始まります。
Storyでは、リスニング&スピーキングが重視されています。
母国語の設定が中国語とかでも進めやすいのがこのモードです。会話相手がいて、画面に文章が表示されるので、それをそのまま読み上げます。

もちろんそれだけで良いわけではなく、相手の英語を聴き、それに応じた内容の文章を組み立ててからスピーキングするようなものもあります。
Words
単語を覚えるモードです。
「食べ物」「形容詞」などのテーマ別に問題が用意されていて、テーマの中でどの単語を学習するかは自分で選択することができます。
1つの単語に対して、リスニング、スピーキング、選択問題など、色々な方法で問題が出題されます。
このモードが母国語に設定した言語を読めないとけっこうキツイものになり、個人的には一番むずかしいモードだと感じます。
問題の多くはこんな感じで写真がついているので、写真のイメージで回答することができます。

しかし、写真なしで選択する3択問題があります。これを間違わないためには、この例であれば中国語の単語も同時に覚えなければいけません。ハード…。

Wordsのみ問題側にエナジーの概念がなく、同じ単語を8時間ごとに最大3回まで学習できます。3回プレイすると定着したということで、学習済みとなります。
Grammar
文法モードで、文章の穴埋めがメインです。
このモードも母国語の文章が読めないと大変ではありますが、以下のように穴埋めするのは1箇所だけで、抜けている箇所は各問題のテーマ「be動詞」「所有代名詞」などに沿ったものが多いので意外といけます。

たまに文章を組み立てる問題が出てきたり「did」と「didn’t」が両方とも選択肢として出てくるといったこともあるので、そういう時は中国語から頑張ってニュアンスを汲み取っています(よく間違えます)
他のモードではリスニング&スピーキングがあるため音が必須ですが、Grammarは音なしでもプレイできます。そのため電車の中での学習などにも向いています。
以前は何度か間違えても稼ぎに影響しない簡単なモードだったんですが、現在では右上に表示されるハートの数が稼ぎに影響し、終盤で間違えてしまうとハートを回復できないため難しいモードになりました。
学習モード攻略
この攻略コーナーは6月のトークン暴落以前に「学習する気分じゃないけどやっておかないと勿体ないなぁ…」という日にサクっと終わらせたい需要に向けて用意したものになります。
現在のトークン価格だったら気乗りしない日はプレイしなくてもいいのではないか(笑)と思いますが、一応残しておきます。あと、現在では仕様が変わっている部分もあるためご注意下さい。
得意な問題を見つけてエナジー消費しておく
StoryとGrammerのエナジーは、デフォルトは50ですが10未満まで消費すると最大で10まで回復します。これ以上は回復しません。
そのため得意な問題を見つけた場合は「エナジー0まで消費」→「10まで回復したら星3を獲得してまた0にする」を繰り返すことで、手早くLSTARを獲得できます。
Words(単語モード)で知ってる単語を選ぶ
学習という観点から見れば完全にナンセンスですが、知らない単語をスルーして知ってる単語のみ学習対象にすれば当然ながら星3を獲得できる可能性が高くなります。

ただし「know it」にした単語は二度と学習することができないので注意して下さい(他のキャラを用意すれば学習できます)
Wordsは時間効率という点ではおそらく最強です。テーマの中で単語を1つだけ選び、残りを全て「know it」にすれば1単語のみ学習してエナジーを10消費できます。
8時間ごとに計3回までという制限は付いていますが、1テーマあたり30エナジーを簡単に消費することができます。
Grammar(文法モード)で穴埋め問題の空欄の幅を見る
これはいずれ修正されそうなやつですが、見てきた中だと空欄の幅と当てはまる文字数が一致しています。
例えば選択肢に「go」と「going to」があったとき幅が短ければ「go」、長ければ「going to」が正解となります。
スピーキングで言い直しする
スピーキングをする時は、マイクボタンを押して喋ってから判定が出る前にマイクボタンをもう一度押すことで言い直しが出来ます。
明らかに間違えた時はもちろん、うまく言えたつもりでも判定で失敗になることがあります(お手本どおりに声を出してもうまくいかないことがあるので、問題との相性もあるかもしれません)
失敗として判定される時は、声を出した後の待機時間が若干長いです。そのため、すぐ判定が出ないな?と思ったら言い直すのもアリです。
↑こちらは修正され、成功の場合でも待機時間が長いことがあるので現在では使えません。言い直しは引き続き可能です。
リトライを活用する
停止ボタンから問題のリトライができます。
問題を間違えた時、後半まで進んでいるならそのまま終了まで続けた方がエナジー消費効率もいいですが、序盤で間違えた場合はリトライするのもアリです。
問題側の残エナジーが10なら、星3を狙ってエナジーを0にするのが良いでしょう。
LSTAR換金の流れ
USDCへの交換は、LetMeSpeakのWebサイト上からDEX(分散型取引所)のSerumを利用して行います。

まず「Collect」を押してLSTARをEarned(アカウント側)からウォレットに送信します。
移動できたら「Swap」を押します。

ウォレットを接続するとこのような画面になりますので、ここでSwapします。
なお右上の歯車を押して「Manage Dex Accounts」を押した時にアカウントが1つも表示されないときは初回登録費として0.025SOLがSwap時に消費されます。
これに備えてSOLを少し入金しておかないと、Swapに失敗します。
消費したSOLは、同じく「Manage Dex Accounts」メニューで表示される「Close」を押すことで返還されます。
Inviteシステム
キャラNFTのMint(新しくNFTを発行すること)ができます。
まだ利用したことがないので実際の使用画面については確認できていませんが、公式の情報から読み取れる情報を書いていきます。
空きスロットのある同じレアリティのキャラを2体用意することでInviteを利用できます。

消費するLSTARはこちらの表を見ると分かります。

表の見方としては、Rareのキャラがそれぞれ使用済スロット1個と2個だった場合「4000+4900=8900」を消費という感じです。
Inviteによって生成されるキャラのTalent値は、元のキャラから影響を受けます。具体的にはこちら。

- レベル10ごとに+0.5
- 使用済みInviteスロット1つごとに+0.5
- Talent値の高さに応じて、最大で+2
更にLSTARを消費することによって高いTalent値が出る確率を上げることができるようです(消費するLSTAR量や効果は不明)。
また、どちらか一方のキャラのスロットを3つ以上使用済みの場合に一定確率で上位レアリティのキャラが出現します。
最高レアリティであるLegendaryの場合は、上位レアリティ=LegendaryのままVISAの長さが2倍となります。
今後のアップデート予定について
ホワイトペーパーから読み取れる内容としては、以下のようなものがあります(変更になるかもしれません)
PvP
PvPモードの実装を予定しているようです。トーナメントの記述もありました。
キャラレベルの効果
レベル10アップごとに追加の能力を獲得できるということが書かれていました。
LSTARの消費でレベルを10上げる機能も追加されるとすると、合点がいきます。
おそらく、PvPで使える能力になるのではないかと思います。
英語以外の学習
かなり先になると予想されますが、別アプリでの英語以外の言語学習を同じNFTキャラで利用できるようになるそうです。
Q & A
最後にLetMeSpeakについて疑問に感じそうなことについて、いくつか回答していきます。
実際に稼ぐことはできた?
4/21〜5/2までのプレイで、収支は以下の通りです。
【支出】NFTキャラ(Epic)購入 58,000円
【収入】4212 LSTAR 獲得 → 117 USDC 交換済み(約15,000円)
エナジーが100のまま時間経過してしまった日もあるので、常に消費していたらもう少しLSTARを獲得できていたかと思います。
このまま順調にいけば、6月中には初期費用の回収が終わると思います。
↓
この後トークン価格の暴落がありましたが、参入が早かった僕はギリギリでキャラの購入金額は回収できました。
どんな時に損をする?
私たちユーザー(や投資家)がこのアプリに価値があると信じてNFTキャラやLSTARに価値をつけることにってLetMeSpeakは成立しています。
みんながもうこのアプリは不要と考え、NFTキャラやLSTARの価値が暴落した時は損をする可能性があります。
またNFTキャラ売却時の手数料3.5%が主な運営収益なので、あまりにも暴落しすぎた場合は運営収益も減り、サービス終了となる恐れもあります。
確定申告は必要?
現時点では仮想通貨投資と同じで雑所得としての申告となります。他の雑所得と合計して20万円以内であれば、確定申告は不要です。
LetMeSpeak以外で雑所得がないなら、特に気にしなくていいと思います。
BOTで稼げる?
運営さんがBOTアカウントをBANしたことを公言していましたので、絶対にやめましょう。
不正にLSTARを獲得するユーザがいることによってNFTやLSTARの価値が下がることを防止できているという点で、一般ユーザとしては安心できます。